浴衣は振袖の入門としてお勧めします②
こんにちは、きものサロン桂の堂崎です。
6月も終わりに近づき、梅雨真っ只中、蒸し暑い日が続きますね。湿度が高く気温も高くなる６月は、１年で最も食中毒発生件数が多くなるそうです。この時期は、手洗いなど衛生面についてもご注意頂き、梅雨を乗り越えましょう。
さて、前回の私、堂崎のブログは、「浴衣は振袖の入門としてお勧めします」をテーマに、「浴衣のルーツ、浴衣と振袖の違い、浴衣の魅力」について取り上げ、振袖に対する浴衣の特徴をお知らせしました。今回は、前回に続けて、浴衣と振袖の着用の違いからの比較、また着物・振袖の入門として浴衣のお勧めについて取り上げたいと思います。皆さま、今回もご一緒にお付き合いお願い致します。見て下さいね。
浴衣と振袖の着用の違い
（１）着用場面、時期
振袖については、「未婚女性の第一礼装」の格式の高い着物として、成人式や卒業式、結婚式などの正式な儀式の場や各種パーティ、またお正月などにも着用されます。着用時期については特に問われません。
一方、浴衣については、カジュアルなおしゃれ着物として、６月～９月の夏季期間に着用され、夏まつりや花火大会、イベント、街歩きなどに着用されます。（現代風に言えば、TシャツにGパンの様なラフなイメージと考えられます） ただし、浴衣は、結婚式などフォーマルな場での使用はマナーに反しますのでご注意下さい。
（２）形状、素材
振袖の形状の特徴は、何と言っても袖の長さが特徴で、中振袖で袖の長さは約1ｍ近くになります。生地は、高級素材の正絹（絹100％）の素材が中心です。
一方、浴衣については、振袖のような特徴はなく、着物と同じサイズになります。夏の時期に着ますので、着心地や肌触りで素材を選ばれ、綿や麻の素材が使われることが多いですが、シワになりにくくお手入れが簡単なポリエステル素材も増えてきています。
（３）使用後のお手入れ
振袖については、汚れや汗が付いた場合には、着物専門のクリーニングが必要です。一般のクリーニング店は洋服を専門としているため、注意が必要ですので、きものサロン桂のスタッフまでご相談下さい。 →ご参考（桂振袖ブログ）「振袖のお手入れと収納について①（使用後のお手入れの方法）」
一方、浴衣については、綿や麻の素材の場合の多くが、自宅で洗濯ができ、手入れがが簡単な場合が多くなっています。（洗濯方法は必ずご確認下さい。）
浴衣は着物・振袖の入門
これまで見てきましたが、浴衣は振袖に比べてとてもカジュアルで普段着の着物（現代風に言えば、Tシャツ＋Gパンスタイル）で、お手入れも簡単です。さらに言えば、浴衣は簡単に選べて購入できる着物で費用も着物の中では安価です。着物・振袖の入門として、浴衣から入ってみることをお勧めします。
浴衣も着物の１つで、着物を着用することで姿勢が矯正される効果があり、さらに、基本の動作やマナーなどの美しいしぐさが自然に身についていくと言われています。浴衣から着物に入って頂き、美しい姿勢やしぐさを身に着けて頂ければと思います。
この夏は、例えば、お友達と一緒に浴衣で街歩きとか、恋人と浴衣でデートなど、是非体験してみて下さい。
二十歳の晴れの日を美しい振袖姿で迎えて頂きたい・・・
そんな願いを込めてきものサロン桂では、豊富な品揃えの中から、色柄はもちろん、小物合わせや着こなしのアレンジ、ご予算にあったコーディネートのアドバイスまで、お客様のご要望に少しでもお応えできるよう、自信と誇りをもってご案内致します。
◆今後の成人式の予定◆
平成１５年４月２日～平成１６年４月１日生まれの方 ⇒ 令和６年１月成人式
平成１６年４月２日～平成１７年４月１日生まれの方 ⇒ 令和７年１月成人式
平成１７年４月２日～平成１８年４月１日生まれの方 ⇒ 令和８年１月成人式
＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊—＊
きものサロン桂 貴迎館
「きれいだね のお手伝い」
地元に根差した振袖呉服専門店
高松市・三木町・さぬき市・東かがわ市・綾川町・坂出市・丸亀市
宇多津町・まんのう町・琴平町・善通寺市・多度津町・三豊市・観音寺市
小豆島町・土庄町・直島町
香川県内全域を中心に
ママ振袖のクリーニング、シミ抜き、サイズ直しから、
振袖選びの、前撮り、ロケ撮影、パールトーン加工済みの振袖アフターフォロー
振袖、呉服、全てのお手伝いをさせていただいております。
