振袖の着付けには何が必要?コーリンベルトや腰紐は古くても使える?
こんにちは。きものサロン桂丸亀店です。
2024年にご成人を迎えられる方はあと少しで二十歳の成人式・はたちの集い当日ですね!
この時期店頭で増えてくるご質問が
「振袖を着るのですが何が必要ですか?」
「私(お母様)の小物はあるのだけど古いと使えないですか?」
など、和装小物に関してのご質問です。
振袖を購入・レンタル・ママ振などでお店で和装小物まで確認してもらっている場合や、
着付けの予約をされている美容室さんで確認してもらっている場合はご心配ないですが、
そうでない場合は、そろそろ和装小物もご準備の時期が近づいてきています。
そこで今回は振袖の着付けに必要な物をご紹介致します!
是非ご参考にご覧くださいませ。
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振袖着付けに必要な和装小物
肌着
きもの専用の肌着が必要です。
また、振袖の場合は後ろの衿ぐりが広くあいているタイプの肌着が必要です。
肌着には上下別れているセパレートタイプと繋がっているワンピースタイプの2種類があり、
どちらのタイプでも問題はありません。
もし、その後ご自身で着物を着られる可能性がある場合はワンピースタイプを選ばれると簡単に着られます。
足袋
足袋は綿足袋・ストレッチ足袋・冬用のネル足袋がございます。
時期的に足元が冷えるのでネル足袋もオススメです。
また、足の甲が高い方や、足が痛くならないか不安な方はストレッチ足袋がオススメです。
綿足袋に比べ生地が柔らかく、伸びがあるので履きやすいです。
腰紐
必要な本数は着付けをされる所により違いがある為、ご自身の予約されているお店に必要な本数を聞いておく事をオススメします。
一般的には、4本~5本ほど使用する場合が多いです。
コーリンベルト
コーリンベルトは衿元が開かない様に使用します。
こちらも着付けをされる所により数に違いがあります。
1本使用する場合もあれば、長襦袢と着物でそれぞれに1本ずつ、計2本使用する場合もあります。
伊達〆
こちらは2本必要です。
マジックテープで留められるタイプ・シャーリング・正絹・博多織など、種類がありますが基本的にはどのタイプでも大丈夫です。
ただ、博多織などのタイプの場合、赤など濃い色の伊達〆を使用した場合に、着物に色移りする事がありますので新しく購入される場合は薄い色を選ぶと無難です。
衿芯
衿芯は長襦袢に付いている半衿の中に通して使います。
「先に入れておかないといけないですか?」とのご質問をいただく事もあるのですが、ご自宅での準備ではその必要はありません。
衿芯を入れたまま畳むと衿芯が曲がってしまったり、長期の保管で半衿に跡が付く場合もありますので自宅で保管もしくは準備をする場合には長襦袢と衿芯は別々にしておいてください。
前板
前板にはゴム付き・ゴム無しの2種類がありますが、基本的にはどちらも使用可能です。
帯枕
枕の両サイドに紐が付いているタイプ・枕がガーゼで包まれているタイプなどありますが、どちらも使用可能です。
三重仮紐(さんじゅうかりひも)
「私(お母様)が成人式の時には使ってなかったんだけど…?」
「何に使うの?」
などのご質問が多い三重仮紐ですが、帯の代わり結びに使用します。
中心に3重になったゴムが付いており、その部分を背中に当て前で紐を結び、止めます。
そのゴムの間に帯を挟み込んでいく事で飾り結びができます。
これ以外に必要になるものってある?
基本的に使用するものは上記の物になりますが、美容室さんなどにより必要になる可能性のあるものを紹介致します。
後ろ板
先ほど前板はご紹介しましたが、後ろ板も必要な場合があります。
名前の通り、帯の後ろに使用します。
前板
ウエストベルト
ウエストベルトの役割は腰紐と同じです。
ゴムになっているので腰紐に比べて楽で着崩れがしづらいです。
着物を着るときの初めの紐をこのウエストベルトで着付ける場合があります。
和装小物は古くても使える?確認すべきポイント
ママ振を着られる場合などで特に多くいただくご質問なのですが、使用できるものと、経年劣化をしてしまうものもあるので確認が必要です。
汚れ・シミがある
気にされる方が多いですが、使用自体には問題ありません。足袋以外の和装小物は着物を着用した時に見えるものではないので汚れやシミに関してはそのまま使用する事ができます。
ただ、お嬢様が着用されるのに気になる場合は新しい物をご準備されても良いと思います。
また、足袋は見えるのでシミがある場合には新調する事をオススメ致します。
経年劣化の可能性が有るもの
コーリンベルト・ウエストベルト
ゴム製なので、伸びてしまって調節が難しくなっている場合があります。
また、コーリンベルトはプラスチック製の留め具の場合には朽ちて触ると割れてしまう事や、留め具の中に付いているすべり止めのゴムが外れて止まらなくなっている事などもあります。
自宅でコーリンベルトの確認をする時は左右の留め具を着物や襦袢の端に止めて軽く引っ張ってみてください。引っ張った時に滑って外れたりなどなければ使用できます。
前板
こちらは素材自体が傷むのではなく、前回の使用時に汗をかいている場合などに、中の芯が曲がる(うねる)事があります。そのままの使用は帯を結んだ時に綺麗ではないので新調がオススメです。
さて、今回は振袖着付けに必要な物をご紹介致しました。
和装小物は足りない場合にもすぐご準備いただけますが、
2024年にご成人を迎えられる方はそろそろご準備を!
この小物は使える?
美容室さんから持ち物を聞いたけどどれか分らない…
紐や小物がたくさんあるけど、どれが必要かわからない…
などなど、お困りの事がございましたら、丸亀ゆめタウン2階きものサロン桂までご相談くださいませ!
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