11月 08 2025 振袖ブログ ぽっちゃりさんの振り袖 ぽっちゃりさん向け振袖の選び方 こんにちは、きものサロン桂の藤川です。ずいぶんと寒くなってきましたが体調は崩されていませんか?水分をたくさんとって体の乾燥に気をつけてくださいませ。 今回は、ぽっちゃりさんの振袖についてお話しさせていただきますね。 ぽっちゃり体型の方でも、振袖は美しくこなせます。大切なのは「サイズ」「柄」「着付け」の3つのポイントです。 ① サイズ選び 身丈・裄丈・ヒップ周りをしっかり確認 標準サイズよりもゆったりめの「ワイドサイズ」や「トールワイド」などを選びましょう。 ヒップ・バストに余裕をもたせると、座ったり腕を動かしたりしても快適です。 レンタルの場合は、「体型に合わせて補整」できる着付け師に相談すると安心です。 ② 柄の選び方 縦のラインを意識:流れるような柄や斜めの配置がすっきり見せます。 大柄+中柄のバランス柄は、全体の印象が締まりやすいです。 濃いめの地色(紺・臙脂・深緑・紫など)は引き締め効果があります。 小物(帯締め・帯揚げ)は、明るい色をアクセントにすると華やかさUP。 ③ 着付けの工夫 補整を最小限にして、自然なラインをいかす。 帯位置をやや高めにすることで脚長効果。 胸元・脇をすっきり整えると全体の印象が上品になります。 袋帯の「足し布」について(帯が短いときの対処) 袋帯の長さが足りない場合、特にぽっちゃりさんやお太鼓を大きめに作りたい場合には「足し布」を使います。 ① 足し布とは 帯の手先(またはタレ先)に縫い足す布のことです。帯の地色や柄に近い布を使い、一周目に胴にまくので仕立て上がりの見た目も全くわかりません。 ② 足し布の使い方 帯の裏側(見えない部分)に足し布を縫い付けます。 お太鼓結びや二重太鼓などでは、外からはほとんど見えません。 長さの目安:帯結びに必要な長さは平均 約4m20cm~4m40cm お嬢様のお振り袖でご心配事がございましたら、いつでもご相談下さいませ。 Tweet Share Pocket Pin it 振袖ブログ 振袖の進化 3パターンある振袖の代表的柄!!