ママ振、姉振のメリットとデメリット
こんにちは。
きものサロン 桂 の鈴木です。
本日はママ振、姉振についてお話いたします。
🌸 ママ振とは
お母さまが成人式や結婚式などで着た振袖を、娘さんが受け継いで着ること。
(「ママ振り袖」の略)
メリット
- 思い出と絆が感じられる
母娘で同じ振袖を着ることで、家族の歴史を受け継ぐ特別な意味があります。 - 費用が抑えられる
新しく購入・レンタルするよりも、費用が大幅に節約できる。 - 質の高い生地や柄が多い
昔の振袖は丁寧な仕立て・上質な絹が多く、今では手に入りにくい逸品も。 - 小物アレンジで自分らしさを出せる
帯や小物を現代風に変えることで、レトロモダンな印象にできる。
デメリット
- サイズが合わないことがある
体型差が大きいと、お直しが必要になる場合も。 - 経年劣化
シミ・変色・カビなどがある場合は、クリーニングやリメイク費用がかかる。 - デザインが古く感じる場合も
現代のトレンドと比べると、少し地味に見えることも。
→ 帯や小物を今風に変えると◎
🌼 姉振とは
お姉さんが着た振袖を、妹さんが引き継いで着ること。
(「姉振り袖」の略)
メリット
- 費用を節約できる
購入・レンタル費用が不要で、家計に優しい。 - 状態が比較的良いことが多い
着用回数が少なく、保管期間も短いため、綺麗なことが多い。 - 姉妹での思い出ができる
姉妹の絆を感じられる特別な意味がある。 - 小物の組み合わせで印象を変えやすい
帯・帯揚げ・帯締め・髪飾りを変えれば、全く違う雰囲気にできる。
デメリット
- 個性が出しづらい場合も
「お姉ちゃんと同じ」と言われるのが気になる人も。 - サイズが微妙に合わないことがある
身長・体型差によっては仕立て直しが必要。 - デザインの好みが合わないことも
姉妹でも好みが違うため、自分のテイストに合わないと感じることも。
🌺 まとめ
| 項目 | ママ振 | 姉振 |
|---|---|---|
| 意味 | 母の振袖を着る | 姉の振袖を着る |
| 費用 | 安く済む | 安く済む |
| 思い入れ | 家族の歴史・母娘の絆 | 姉妹の絆・仲の良さ |
| サイズ問題 | 体型差が大きいとお直し必要 | 比較的合いやすい |
| デザイン | レトロ・上質 | 比較的新しい・流行に近い |
| アレンジ自由度 | 小物次第で現代風に | 小物で雰囲気チェンジ可 |
以上になります。
どうぞご参考にしてください。