振袖の半衿と重ね衿って何が違うの？

皆様こんにちは、高松市松縄町にございますきものサロン桂の橋本です。

桂では只今、本店および丸亀店にてゴールデンウィーク限定の振袖展を行っております。
5月8日(日)までお目玉レンタル振袖や、期間中の事前ご予約来店の方にはジルスチュアートのリップバームかハンドクリームをプレゼントしております。
皆様のご予約お待ちしております。

さて皆様、半衿と重ね衿ってご存じですか？

お客様から重ね衿と半衿って同じものではないんですか？といったご質問を頂くことがございます。
重ね衿と半衿(刺繍衿)言葉の響きは似ていますが、全く別のアイテムになります。
本日は振袖の重ね衿と半衿の違いについてご紹介いたします。

重ね衿

まずは重ね衿です。伊達衿(だてえり)とも言われています。
衿という言葉が入っているように、衿元に使われるアイテムになります。お振袖と長襦袢の衿の間に挟んで使用し、華やかさを添えます。
コーディネイトによっては、２枚使うこともあります。シンプルな単色のものから、三重・五重に重なったものなど種類も様々あります。最近では少し変わったタイプでレースやフリルのついた可愛いものもございます。もちろん流行りのくすみカラーも！シンプルなものすればすっきりとした印象に、豪華なものであれば華やかな印象に…差し色を持ってきてコーディネイトにアクセントをつけるのもいいですね。

半衿(刺繍衿)

続いては、半衿です。半衿に刺繍の施されたものを刺繍衿といいます。
重ね衿は振袖と長襦袢の間に使用するものでしたが、半衿は長襦袢に直接縫い付けて使用するものになります。
重ね衿よりもよりお肌に近い位置にある分、お顔写りや雰囲気を左右するより重要なアイテムともいえます。基本は白になりますが、成人式には刺繍など華やかなものをご使用されることをオススメします。あまり柄がない方がいいという方でも、真っ白なままではなく白地に白や金などで刺繍の施された半衿をご着用頂くことで、シンプルながらも華やかで品のある衿元を演出してくれるので、是非お振袖には刺繍衿を縫い付けてみて下さい。
お母様やお姉様などの振袖リメイクを検討の方も、衿元だけでも変えてもらうだけで大分雰囲気が変わります。

振袖の重ね衿と半衿、簡単なご説明にはなりましたが、振袖選びやリメイクのご参考にして頂ければと思います。
お電話でのご相談等も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい！

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