浴衣は振袖の入門としてお勧めします①
こんにちは、きものサロン桂の堂崎です。
梅雨の時期に入りましたね。雨の日も多く、蒸し暑く感じる日も多いです。梅雨の時期は、気温の変化や冷房による体の冷えなどから体調不良になることも多くなります。対策としては、十分な睡眠と休養、胃腸にやさしい食事、軽い運動と心身のリフレッシュと言われます。皆さんも体調管理にご留意頂き、今年の梅雨を乗り越えていきましょう。
さて、前回まで私、堂崎のブログは、「振袖を美しく着るために必要なもの」をテーマに取り上げました。またご参考にしてみて下さいませ。今回からは、これから夏を迎えますが、「浴衣」について取り上げたいと思います。浴衣は、夏限定ですが、夏まつりや花火大会などに手ごろに着ることができて、とても魅力的な着物です。また皆さま、ご一緒にお付き合いお願い致します。見て下さいね。
「浴衣」のルーツ
「浴衣」は「振袖」と同様、昔から着られてきた日本人の民族の服です。「振袖」が未婚女性の第一礼装と言われる格式ある装いに対して、「浴衣」は、夏の時期に限定した夏まつりや花火大会などに手軽に着る着物とされています。
「浴衣」のルーツは、風呂上がりに着てそのまま歩ける手軽な着物として昔から着られていたと言われ、江戸時代の頃には、入浴後に着用する着物として広く庶民の間で着られていたようです。明治時代には、夏の普段着として全国的に広まっていたようです。現代では、「浴衣」は夏のもっともカジュアルな着物として夏のイベントなど様々なシーンで楽しめるよう、色合いや柄もたくさん出されています。
「浴衣」と「振袖」の違い
浴衣も着物の一種ですので、見た目の形状はほぼ同じです。大きな違いは襦袢を付けるかどうかです。
(1)襦袢
振袖や着物の場合、着物の下に肌襦袢や長襦袢を着ます。これに対し、浴衣では襦袢は使用しません。しかし素肌に直接浴衣を着るのでは快適さの面で難点もあり、浴衣用の下着を着用することが多く見られます。
(2)帯
振袖の場合、通常袋帯が使われます。着物では、袋帯、名古屋帯、半巾帯が使用されますが、浴衣では半巾帯が多く使われます。半巾帯は、他の帯に比べて厚みがなく締めやすくなっています。また兵児帯も浴衣で多く使われるようになりました。半巾帯や兵児帯は、帯揚げ・帯締めは必要ありませんが、おしゃれでプラスされる方も見られます。
(3)履物
振袖や着物の場合は、足袋を履き、草履を履きます。浴衣の場合は、基本的に素足で下駄を履きます。
浴衣の魅力
(1)日本の文化が楽しめます
浴衣は、日本人古来の着物の1つで、昔から日本人が着てきた民族の衣裳です。夏まつりや花火大会などの夏のイベントに浴衣を着ることで、その古来からの文化を感じられます。
(2)いつもと違う自分が表われます
浴衣の色、柄を合わせることで、いつもの自分と違った雰囲気が生まれます。髪型やメイクをアレンジすると、さらにいつもと違う自分に出会います。振袖や着物でも同様ですが、浴衣ならではの手軽にいつもと違う自分を発見してみて下さい。素敵な自分を発見することでしょう。
(3)姿勢や所作が美しくなります
着物を着ると、自然と姿勢がよくなります。着物には姿勢を矯正する効果があるためです。浴衣も同様で、浴衣を着るだけで自然と姿勢がよくなります。また、着物を着ることで、基本の動作やマナーが意識されて体で覚えていくものだそうで、着慣れることで、美しいしぐさが自然に覚えていくものだそうです。この点が、着物・浴衣の大きな魅力と思います。
二十歳の晴れの日を美しい振袖姿で迎えて頂きたい・・・
そんな願いを込めてきものサロン桂では、豊富な品揃えの中から、色柄はもちろん、小物合わせや着こなしのアレンジ、ご予算にあったコーディネートのアドバイスまで、お客様のご要望に少しでもお応えできるよう、自信と誇りをもってご案内致します。
◆今後の成人式の予定◆
平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの方 ⇒ 令和6年1月成人式
平成16年4月2日~平成17年4月1日生まれの方 ⇒ 令和7年1月成人式
平成17年4月2日~平成18年4月1日生まれの方 ⇒ 令和8年1月成人式
*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*—*
きものサロン桂 貴迎館
「きれいだね のお手伝い」
地元に根差した振袖呉服専門店
高松市・三木町・さぬき市・東かがわ市・綾川町・坂出市・丸亀市
宇多津町・まんのう町・琴平町・善通寺市・多度津町・三豊市・観音寺市
小豆島町・土庄町・直島町
香川県内全域を中心に
ママ振袖のクリーニング、シミ抜き、サイズ直しから、
振袖選びの、前撮り、ロケ撮影、パールトーン加工済みの振袖アフターフォロー
振袖、呉服、全てのお手伝いをさせていただいております。