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振袖古典柄に使われている柄にはどんな意味があるのか?

こんにちわ。きものサロン桂の豊島です。今回のブログでは、古典柄に使われている「吉祥文様」と呼ばれる柄について、どんな意味が込められているかをご紹介いたします。

吉祥文様について

吉祥文様について吉祥文様(きっしょうもんよう)とは、縁起が良いとされる動植物や物などを描いた図柄の総称になります。日本に限らず、世界各地にもありますが、特に東アジア、漢字文化圏や朝鮮、韓国などで広く愛用されるものが多いのが特徴となります。

振袖レトロ系

歴史について

吉祥文様は、古くから人々の生活の中で魔除けや幸運の象徴として使われてきました。中国では殷・周の時代から存在しており、その後に朝鮮半島や日本へと伝わってきました。日本では、平安時代以降、着物や帯、工芸品など様々なものに吉祥文様が使われるようになってきました。

紺色振袖古典柄

吉祥文様に使われている代表的な柄・種類

  • 動植物・・・・・鶴、亀、松、竹、梅など
  • ・・・・・・・宝珠、雲、波、雷文など
  • 幾何学模様・・・円、卍、菱形など
白い振袖古典柄

これらの文様にはそれぞれ、以下のような意味が込められています。

  • 鶴・亀・・・・・不老不死、長寿の象徴
  • 松・竹・梅・・・不老長寿、繁栄、生命力、梅には早春に咲く花ということもあり出世、縁起の良さの象徴
  • 宝珠・・・・・・願いを叶える力があるとされる
  • 雲・・・・・・・ 天の恵み、繁栄の象徴
  • 波:・・・・・・・永遠、繁栄の象徴
  • 雷文・・・・・・ 神の力、生命力の象徴
  • 円:・・・・・・・完璧、永遠の象徴
  • 卍:・・・・・・・仏教のシンボル、永遠吉祥の象徴
  • 菱形:・・・・・・五角形と四角形が組み合わさった形であることから、天地人三才の調和を表す
白い振袖シンプル

現代の吉祥文様

吉祥文様は、現代においても様々な場面で用いられています。着物や帯、工芸品だけでなく、インテリア雑貨やファッションアイテムにも使われております。近年では、日本の伝統文化への関心の高まりもあり、外国人観光客にも人気のアイテムとなっています。

まとめ

吉祥文様は、古くから生活の中で親しまれてきた縁起の良い文様です。その種類も豊富で、それぞれに意味が込められています。現代においても、様々な場面で用いられております。

振袖においては、一生に一度の晴れ舞台として振袖は欠かせないアイテムとなっております。自分が着用する振袖の柄、種類を少しでも知っておくと一層愛着が湧いてくるのではないでしょうか。購入、レンタルに関わらず、興味を持ってみることも、振袖選びをさらに楽しい時間にすることができると思います。

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