振袖推し小物〜草履バッグ編〜おしゃれは手元足元から?
皆様こんにちは、高松市松縄町にございますきものサロン桂の橋本です。
夏休みも終わり秋本番となりましたね、先日高松市も20歳の集いの詳細が発表となりいよいよ成人式が近づいてまいりました。
そこで今回は押し小物紹介第二弾として、草履とバッグをご紹介致します。
あくまでメインは振袖だから小物って何を合わせても同じでは・・・?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、その小物次第で振袖の印象を大きく変えることもあり、振袖の良さを底上げしてくれる効果もあるので実はとても重要です。
草履バッグとは
足元・手元の小物が草履バッグです。お洋服で言うところのカバンと靴にあたります。
草履とバッグ単品でも販売していますが、セットで販売されているものが一般的でお振袖の色や柄の雰囲気に合わせて選んでいきます。セットになっている方が着こなしに統一感が出て、全体を格上げしてくれます。
バッグを基準に選ぶのがオススメ
草履バッグを選ぶ際にはお草履よりもバッグを基準にして選んでいただくのがオススメです。バッグの方がお草履よりも見える面積が広く目線的にも目に入りやすいので、迷われた時はバッグの柄などでお好みの物を選んで頂くといいかと思います。
草履のサイズは?
お草履のサイズについてどのくらいのサイズ感がベストなのかお問い合わせをいただくこともあります。
お洋服の際の靴とは違い、草履で着姿が一番美しく見えるサイズ感は草履の台からかかとが少し(1cm程度)はみ出るぐらいが良いと言われています。かかとが大きく余っても不恰好に見え、逆にはみ出しすぎても歩いた時に足を痛める場合があります。
なぜ少しはみ出る方がいいのか?
お洋服の靴のようにピッタリの方がいいんじゃないか?と思われますよね。
でも和装に関しては少しはみ出した方がいい理由があります。
着崩れ防止
少しはみ出していた方が美しく見えるのも理由の一つですが、もう一つの理由として着崩れ防止があります。
和装に関してはお着付けの時に足元すれすれのラインでお着付けする為、もし踵が余る草履などを履いている場合、階段の上り下りや歩いている時に振袖の裾を踵で踏んでしまう危険があるからです。
踵が少しはみ出していれば、裾を踏みつけにくくなり着崩れの心配も軽減されます。
どんな種類があるのか?
草履バッグといっても、素材や柄など種類は様々です。
生地ではリーズナブルなものでエナメルタイプ、豪華なものになると草履バッグともに帯地のタイプ、モダンなものではベルベットのがま口タイプなどがあります。
柄も金地や銀地のシンプルなものから、帯と同じ柄のものなどバリエーション豊富です。草履に関しても台がミルフィーユのように何段にもなっている厚底タイプがあったり、足を痛めにくい低反発タイプもあったりします。
振袖に合わせてお好みの1セットを選んでみて下さい。
ママ振リメイクは草履バッグも使用前に必ずチェック!
ママ振リメイクなどで草履バッグもお手持ちのものをそのままご使用予定の方も是非一度成人式までに状態をチェックしておくことをオススメします。
どんなに見た目が綺麗に見えても、長年使用せず保管しているとどうしても経年劣化が生じることがあります。
いざ当日使おうと思って出してみると、草履の裏がベロンと剥がれたり、花緒が切れかけていたり、表地が剥がれかけていたりベタついて使い物にならない・・・なんてこともございます。
そんなトラブルを防ぐ為にも事前に確認してみて、ちょっとでも不安要素があれば買い換えておくのがオススメです。
これでいいのか分からない・・・という方も気軽に当店までご相談下さい。
今回は振袖の小物草履バッグについてご紹介致しました。
今から振袖選び、振袖リメイク予定の方もご参考にしてみて下さい。
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