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古典柄を選ぶ良さ

こんにちわ。きものサロン桂の豊島です。気温上昇に伴い、湿度も高くなってきておりますが、皆さま、体調にお変わりはございませんでしょうか。

本日は、振袖の中でも定番中の定番の「古典柄」の良さについてお話させていただきます。是非、参考にしてみて下さい。

古典柄とは?

振袖の下見や着装されたことのある方には、ピンと来るかも知れませんが、そうでない方は、漢字から見るイメージ的なものが強い思いますので簡単に説明させて頂きます。

そもそも古典柄とは、中国から日本に伝わったとされている「縁起の良い柄」の総称になります。

その古典柄は、歴史的に伝統を重んじる、しっかりとした取り決めのある柄になります。振袖に使われる理由としては「魔除け」「厄除け」「無病息災」の祈願が挙げられます。

「松竹梅」「鳳凰」「宝尽くし」

これらは吉祥文様と呼ばれ、縁起の良い柄の代表格として多く使われております。

不老長寿の意味合いを持つ柄としても使われております。

「七宝」「亀甲」「花菱」

これらは有職文様と呼ばれ、もともとは海外から伝わった文様ですが、平安時代以降、今日まで日本で使われてきた伝統的な文様になります。いずれも、幾何学的な文様が使われており長寿を表しております。

「桜」「菊」「牡丹」「椿」

それぞれの花には一つ一つ意味を持っており、桜であれば春を象徴する文様として、縁起の良い事の始まりや、豊かさを表します。

皆さまも振袖をご覧になる時には色や、雰囲気で選ばれるのも一つですが、振袖に用いられている一つ一つの柄に注目して着装してみてはいかがでしょうか。また皆さま自身で柄の意味を調べてみて、意味を知ったうえで、最高の一枚を選ぶのも二十歳の記念に花を添えるのではないでしょうか。

古典柄と聞くと、「昔のもの」「古臭い」などのイメージを持たれると思いますが、古き良き日本の伝統を身にまとい、新たな一歩を踏み出すのも良いのではないでしょうか。

是非、一度は古典柄に袖を通してみてください。

◆今後の二十歳のつどいの予定◆

平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの方 ⇒ 令和6年1月二十歳のつどい

平成16年4月2日~平成17年4月1日生まれの方 ⇒ 令和7年1月二十歳のつどい

平成17年4月2日~平成18年4月1日生まれの方 ⇒ 令和8年1二十歳のつどい


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