振袖の長襦袢(ながじゅばん)というものをご存じですか？今さら聞けない長襦袢の役割と有能性
こんにちは、きものサロン桂の山本です。今回は長襦袢(ながじゅばん)についてその存在意義と役割について話してまいります。振袖をお召しになる時の必須アイテムでありおしゃれアイテムでもある長襦袢を知って、１００%のコーディネートを目指しましょう。
振袖の長襦袢って知ってますか？
長襦袢は、振袖の下に着る肌着のようなものです。着物と肌着の間に着ることで、着崩れを防ぎ、着物を汚れから守る役割を果たします。また、半衿を合わせたり、袂からチラッと見せたりして、おしゃれを楽しむこともできます。
長襦袢の有能性
- 着崩れ防止: 長襦袢は肌着と着物の間に摩擦が生じるのを防ぎ、着崩れを防ぎます。
- 汚れ防止: 長襦袢は汗や皮脂を吸収し、着物を汚れから守ります。
- 保温効果: 長襦袢は冬場の寒さから肌を守り、保温効果があります。
- 補正効果: 長襦袢には体型を補正する効果もあります。
- おしゃれアイテム: 長襦袢は半衿や袂を工夫することで、おしゃれを楽しむことができます。
長襦袢が振袖に与える影響
長襦袢は、振袖の着心地や見た目、そして寿命に大きく影響を与えます。上質な長襦袢を選ぶことで、振袖をより美しく着こなすことができます。
長襦袢でおしゃれするならどんな提案？
- 半衿: 半衿は長襦袢からチラッと見える部分なので、色や柄で個性を演出することができます。季節やTPOに合わせた半衿を選ぶようにしましょう。
- 袂: 袂は長襦袢から袖口にかけて見える部分なので、ぼかし染めを選んだり、中に入ってレースや刺繍で華やかにされる方もいます。
- 素材: 長襦袢には絹やポリエステルなど様々な素材があります。素材によって着心地や風合いが異なるので、自分の好みに合わせて選びましょう。
長襦袢の絹とポリエステルのメリットとデメリット
絹のメリットとデメリット
メリット
- 肌触りが良く、滑らかで気持ちいい
- 通気性・吸湿性に優れている
- 高級感がある
デメリット
- シワになりやすい
- 洗濯が難しい
- ポリエステルに比べて高価
ポリエステルのメリットとデメリット
メリット:
- シワになりにくい
- 洗濯が簡単
- 絹に比べて安価
デメリット:
- 肌触りがやや硬い
- 通気性・吸湿性が絹に比べて劣る
- 高級感がない
まとめ
長襦袢は、振袖を着る上で欠かせないアイテムです。長襦袢を選ぶ際には、素材やデザイン、機能性などを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。
◆今後の成人式の予定◆
平成１６年４月２日～平成１７年４月１日生まれの方 ⇒ 令和７年１月成人式
平成１７年４月２日～平成１８年４月１日生まれの方 ⇒ 令和８年１月成人式
平成１８年４月２日～平成１９年４月１日生まれの方 ⇒ 令和９年１月成人式
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