ズバリ振袖の帯の選び方！！

皆様、こんにちはきものサロン桂の澤山です。。本日は、ズバリ振袖の帯の選び方についてお話しようと思います。

振袖の帯で印象が決まる！

振袖の帯にはたくさんの種類があります。基本的には自分の好きな色や柄、振袖に合ったデザインのものを選べばいいのですが、どんな帯を選べ良いかお話しようと思います。

振袖の帯は二種類ある

袋帯

袋帯は、幅31㎝×長さ4m30㎝以上と長さも幅もある帯です。半分に折って袋状にして使うため、袋帯と呼ばれています。

成人式の振袖や結婚式の留袖などフォーマルな着物に使用するのが基本ですが、おしゃれなカジュアルな訪問着に使うこともできる帯です。

袋帯は表に柄が入っていて、裏面は無地になっているのが多く、比較的に結びやすいことが特徴です。そのため、伝統的な結び方だけでなく現代的なアレンジも可能となります。華やかな成人式の振袖の変わり結びなどに対応できます。

丸帯

丸帯は、長さ4m36㎝以上で重さも3㎏以上とかなり重厚感のある帯です。

表にも裏にも柄が入っており、女性帯の中では最も豪華で格式が高い帯と言われています。

重くて結びにくいため、最近では舞妓さんの着物や花嫁衣裳以外ではあまり使用されなくなってしまいました。フォーマルな帯なので、実際に振袖に合わせても全く問題ありませんが、結び方も難しく高い技術が必要なため、成人式で丸帯を結ぶ方はほとんど見られません。

柄について

振袖用の袋帯は、留袖や訪問着用の袋帯と比べてみると、柄が大きく華やかなのが特徴です。留袖や訪問着の帯は、小柄で落ち着いているのが特徴です。

華やかな振袖に合わす帯はやはり華やかなものを選ぶと良いでしょう。

本日は、帯の選び方の話をさせていただきました。帯は着物の後ろの顔とも申します。是非参考にして頂ければ幸いです。