振袖の柄 古典とモダンの違いは何？幾何学模様って何？柄やタイプにフォーカスを当てると見える奥深さ〜きものサロン桂丸亀店〜

こんにちは、きものサロン桂丸亀店です。

昨日、7月15日は、観音寺市の銭形まつりという事でゆかたをお召しいただいたお客様も多く、いよいよお祭り&花火大会の季節がやって来たなぁ～と(^^)

皆様今年の夏は是非ゆかたでお出掛けを♪

さて、今日の振袖ブログは、振袖の柄についてお伝えしようと思います。

振袖選びで重要となる『色』と『柄』

今回はこの『柄』に着目してみたいと思います！

これから振袖選びを検討される方

夏休みシーズンで振袖選びを予定されている方

振袖を見に行った事はあるけどまだ決まっていない方

是非今後のご参考にご覧くださいませ！

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古典柄とは

古典柄とは、古くから愛されてきた日本の伝統的な模様です。

流行に左右されないので、今も人気の柄であり、振袖の王道＝古典柄となっています。

ママ振プランが人気の理由の1つにも流行に左右されない王道の振袖という点があげられます。

植物文様

古典柄の中でも一番多く用いられている文様です。

日本の四季や優美を表現されており、華やかな印象を与えます。

桜、菊、牡丹、椿、梅や、紅葉、松、竹などの柄があります。

器物(きぶつ)文様

器物文様とは、文箱、扇、巻物など身の回りの道具を紋様化したものです。

代表的な柄として、

扇面(せんめん)

貝桶(かいおけ)

手毬(てまり)

御所車(ごしょぐるま)

などがあります。

自然・風景文様

山、川など自然をモチーフに文様化されたもので、

水の流れを表した流水(りゅうすい)

雲の漂いを表した雲取り(くもとり)

雪の結晶を表す雪輪(ゆきわ)

などがあります。

動物文様

長寿の象徴である鶴

高貴を意味する鳳凰

不死不滅を意味する蝶

などがあります。

幾何学(きかがく)文様

幾何学文様とは、一つの文様を規則的に繰り返した柄の事で、

円形を繋げて表現された七宝(しっぽう)

六角形を繋いで表現された亀甲(きっこう)

半円形を繋げて表現された青海波(せいがいは)

などがあります。

振袖の柄の一部として使われたり、地模様(生地の模様)として使用される事もあります。

柄特有の悩み…桜の柄は春にしか着られない？

柄の種類をご紹介致しましたが、植物文様って季節は関係ないの！？と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に店頭でも柄に関して多いのは

桜＝春？

ハタチの集い・二十歳の成人式以外で着るときはどうなるの？

とのご質問です。

桜は日本の国花でもあり、日本を象徴する花ですよね。

そして、春にたくさん芽吹く事から縁起の良い柄として振袖、訪問着、ゆかたなど、

多くの着物に使われていますので季節は関係なく着用していただけます。

古典柄振袖がオススメな方

・王道の振袖を着たい

・流行のないデザインの振袖を選びたい

・落ち着きのあるデザインを選びたい

・次の世代へ受け継ぎたい

モダン柄とは

モダン＝現代風です。

古典柄とは正反対に今風なデザイン、またそのデザインに合わせた色使いもモダン柄振袖の特徴です。

花柄

古典柄とは反対に、薔薇・百合など洋風な雰囲気の花模様が多く使用されています。

大胆なデザイン

ストライプやリボンなど、大胆なデザインも多くあります。

インパクトがありオシャレな印象になります。

モダン柄振袖の特徴は柄の種類だけ？

使われている柄の種類の他、色合いにも特徴があります。

全てではありませんが多くの場合、単色の色合いや、同系色でまとめられた色使いの振袖がよく見られます。

そして、そのような振袖には小物もモダン系で合わせます。

例えば最近ご要望の多い、白×金のモダン系振袖には、全体的に同系色で小物を合わせることにより、さらにオシャレなコーディネートになります。

モダン柄振袖がオススメな方

・古典的な柄があまり好みではない

・大胆なデザインに挑戦したい

・個性的にしたい

古典かモダンどちらが似合うのか分からない時

古典とモダンについてご紹介致しましたが、古典とモダン、どちらも気になっている方も多いです。

その方の雰囲気によってどちらのタイプがオススメなのか、

背格好によってどんな柄やデザイン、コーディネートが合うのか、

など実際にご来店いただき、ご提案させていただくことができます！

お悩みの方は是非一度、試着・見学へお出かけくださいませ＞＞＞

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