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きものサロン桂丸亀店での振袖着付けの写真

長襦袢と肌襦袢の違いは何? 三重仮紐←なんと読む? 振袖着付けのあれこれ 〜きものサロン桂丸亀店〜

こんにちは。きものサロン桂丸亀店です。

今日は店頭でも多くいただくご質問

『長襦袢と肌襦袢は同じもの?違いはなに?』にお答えしたいと思います。

また、振袖をお召しになられる方で多いご質問が

『三重仮紐←何て読むの?』

『三重仮紐って何?』

『私(お母様)が振袖着た時には使わなかったけど必要?』

です。

この三重仮紐についてもご説明いたします☆

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長襦袢と肌襦袢の写真

長襦袢と肌襦袢の違いは何?

長襦袢は着物を着る為のベス、土台となる襦袢。

肌襦袢は洋服で表現するインナーの役割です。

長襦袢と肌襦袢の見分け方は?

長襦袢には衿がついています。

肌襦袢はインナー=外から見えないので衿はついていません。

長襦袢と肌襦袢の素材の違いは?

長襦袢の場合には正絹やポリエステルが使用されている場合が多いです。

振袖以外であれば、麻や綿などの素材が使用された夏用の長襦袢などもあります。

肌襦袢の場合はガーゼ、キュプラ、綿などの素材が多いです。

三重仮紐の写真

三重仮紐←何て読む?

さんじゅうかりひも と読みます

 

三重仮紐は何に使う?

振袖を始めとする、帯の飾り結びに使用します。

紐の中心に三重になったゴムがあり、その中心を背中側にあて、帯を挟み込んでいくことで飾り結びを作っていきます。

お母様が成人式の時には三重仮紐を使っていなかった?

使用されている場合もありますが、以前は三重仮紐がなかった為に、結んで飾り帯にされていました。

ですので、お母様が成人式の頃には使用されておらず、ママ振の方は小物は全部あると思っていたけど三重仮紐だけなかった!というケースも多いです。

コーリベルトの写真

三重仮紐とコーリンベルトは違うもの?

三重仮紐はトリプルベルトなどの名称もあり、コーリンベルトとは何が違う?とのご質問もありました。

三重仮紐は先ほどの通り、帯に使うものです。

一方で、コーリンベルトは着物や長襦袢に使用します。

コーリンベルトの役割は衿が開く事、胸元の弛みの防止です。

コーリンベルトはゴム素材の紐に、金具もしくはプラスチック製の留め具が左右についています。

この留め具を左右の衿先へ留めることで左右の衿が引っ張られ、衿や胸元の弛みを防ぐことができます。

宇多津アリエルで撮影した前撮り写真

振袖の着付けには何が必要?

振袖

袋帯

長襦袢(半衿が付いている状態である事)

帯〆

帯揚

重衿

草履バッグ

肌着・裾除け(ワンピースタイプもあります)

足袋

腰ひも4~5本(本数はご予約のお店でご確認ください)

ウエストベルト(使用しない場合もありますのでご予約のお店でご確認ください)

コーリンベルト1~2本(本数はご予約のお店で確認ください)

伊達〆2本

衿芯

前板

後ろ板(使用しない場合もありますのでご予約のお店でご確認ください)

帯枕

三重仮紐

補正用のフェイスタオル

※ご予約されたお店により内容が違う場合があります。

きものサロン桂丸亀店での振袖着付けの写真

振袖着付けでの注意点は?

着付けにお出掛けの際の服装

着付けをする場合、ヘアセットが先になる事もあります。

当日の服装は、前開きの物を選ぶと良いです。

寒さ対策のインナー・カイロ

二十歳の成人式・ハタチの集いの当日は季節的にもかなり寒いですよね。

インナーを着用したり、インナーにカイロを貼って…

とお考えの方が多いですが、注意が必要です。

インナーや、腰、背中などに貼ったカイロは後から外す事ができません。

また、胸元にはカット綿などで補正をする為、意外と暖かいです。

後から、暑くなったので調整、という事が難しいです。

また、インナーが後ろの衿のくり部分から見えると綺麗ではありません。

寒さがご心配の方は、カイロは貼るタイプではなく、手に持てるタイプの物を選ぶと良いです。

インナーについては、着用せずに着物用の肌着だけでもOKですが、ご心配な方は、衿ぐりの広い物(特に後ろ側)を選んでください。

着用時に気を付ける事は?

お袖が長いので座るときには注意を!

通常の着物と違って、振袖は袖が長いです。

振袖をアフターメンテナンスにお持ちくださった方の中で一番多いのが

袖の丸み部分の汚れ(袖の一番下)です。

椅子に座った時にお袖が床に付いている方が多いです。

椅子に座るときには、左右の袖を膝の上に重ねて置くと床に付かないので汚れも付着しません。

その他、風が強いとお袖が当たったり、車の乗り降りの際にも注意が必要です。

もしも着用中に汚れたら触らない!

着用していて、汚れが付いたとき、思わず触ってしまいたくなりますよね。

ただ、触る事で繊維の中まで汚れが入ってしまったり、和染みになって余計に広がったりする可能性があります。

汚れが付いても何もせずにお持ちください。

もしも水分量の多い汚れなどが付着した場合には表面の水分だけをハンカチなどでそっと取ってください。この時には擦ったり、叩いたり、強く抑えたりしない様に気を付けてください。

今回は、長襦袢と肌襦袢の違い、三重仮紐について、その他着付けに関する事をご紹介致しました!

その他、振袖に関する事、着付けや小物に関して分からない事がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ(^^)

きものサロン桂丸亀店外観の写真

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