振袖の文様のいろいろ!!
皆様、こんにちはきものサロン桂の澤山です。色彩あふれる紅葉の美しさに心弾む季節となりました。
秋も深まり夜寒を覚えるこの頃、風邪などお召されていませんか。体調管理にはくれぐれもご注意くださいませ。
本日は、振袖の柄についてお話していこうと思います。
吉祥文様
吉祥文様古来よりお祝いの席で好まれる縁起の良い文様です。
吉祥文様には、中国由来の柄と日本由来の柄があり、中国由来には、宝尽くし(縁起が良い、福を招く)龍(発展、成功)などがあります。日本由来には、鶴亀(長寿)松竹梅(めでたい、吉兆)などがあり、縁起のよさ、めでたさを表しています。
有職文様
有職文様とは、平安時代以来、公家の服装や調度品などの装飾品などに用いられた文様で円・曲線・六角形などの図形を構成されています。立涌文『たてわくもん』、2本の曲線の組み合わせの文様で水蒸気が涌き立ち上るようすに由来しています。
亀甲文、亀の甲羅の文様で正六角形がならんでいます。
七宝文、仏教の宝物で『金・銀・玻璃・玻璃・珊瑚・瑪瑙・真珠』を図案化したものです。
花の文様
辻が花(奈良時代からの文様で絞り染)、桜(日本の代表的な花)、洋花(バラなど)色々な華やかな表はしています。
生き物の文様
蝶(さなぎから蝶になる綺麗な変身)孔雀(鳳凰に似て富と繁栄)鶴(高貴の象徴)など生き物の生態や姿にちなんだで表したものです。
古典文様
御所解(平安時代の宮中や公家のようす)熨斗(ご祝儀袋の右上の熨斗の事)扇子(末広がりで縁起が良い)など優雅さや縁起が良いを表しています。
様々な文様がありますがすべて、縁起が良く、吉兆、華やかさなどを表す。おめでたい文様です。
是非、文様にも意味があることを知っていただき、振袖選びの参考にしていただければ幸いです。
◆今後の二十歳のつどいの予定◆
平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの方 ⇒ 令和6年1月二十歳のつどい
平成16年4月2日~平成17年4月1日生まれの方 ⇒ 令和7年1月二十歳のつどい
平成17年4月2日~平成18年4月1日生まれの方 ⇒ 令和8年1二十歳のつどい
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