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振袖の良し悪しは小物で決まる

こんにちわ。きものサロン桂の豊島です。先週は急激な冷え込みがありましたが、皆様体調は崩さず、お元気に過ごされておりますでしょうか。

今回のブログでは、振袖に合わせる小物選びの重要さをお伝えしようと思います。是非、これからの振袖選びの参考にして頂ければと思います。

具体的に小物類の種類はいくつあるのか

振袖のコーディネートの中に皆さんはいくつの小物が使われているかご存じでしょうか?ずばり、刺繍半襟・重ね衿・帯揚・帯締の4種類が基本的な小物にあたります。選んだ振袖に合わせるこの4種類の小物のコーディネートで、かわいい系・かっこいい系・清楚系・派手系等の目指す路線の完成度をぐっと高めることができます。したがって、デザインは気に入ってとしても、合わせる色合いを間違えてしまうと残念な結果になってしまうことがあります。

お顔周りの要は刺繍衿・重ね衿

コーディネートの中で、多くの方は目立つ振袖本体や、帯に目が行きがちなってしまいますが、重要な要素として、自身のお顔を明るく、美しく見せるためにはこの2つの小物が重要なポイントになってきます。単純に見た目に暗い色を重ねるとカッコよさや、シックな演出はできますが、お顔周りが一気にトーンダウンしてしまい本来の肌の色も落ちる傾向にあります。また、明るい色や淡い色を重ねると明るさが増し、見た目の印象も明るく見える傾向にあります。好みの系統にもよりますが、色合いは自分で見る以上に、周りから見た印象は大きく変わってきます。

これから紹介する3枚の画像はどれも白ベースの振袖にそれぞれ違うコーディネートをしたサンプルになります。見た目の印象の違いを感じてください。

白い振袖

※画像のように、シンプルな白×黒のコーディネートでも、刺繍衿に白金を入れることによりシンプルかつシックな印象の中にも華やかさを演出することができます。

白い振袖

※1枚目とは違い、同じような白×黒のコーディネートでもブルーグレー系の色を合わせることにより、華やかさよりは全体的なまとまりを強め、色目を抑えながらおしゃれな印象を与えることができます。

白い振袖 古典

※白×古典柄には一番無難な白金を合わせる方が多いですが、画像のような赤メインの格子柄を入れることで、違和感なく、さらに他との差をつけるコーディネートもできます。重ね衿も柄の中に使われている黄色を入れることで、トーンアップに一役買っています。

このように白ベースの振袖にも、柄、コーディネートの系統で感じる印象を変わってきます。今回は刺繍衿・重ね衿にフォーカスしましたが、次回は帯揚・帯締のコーディネートサンプルをご紹介しようと思います。

また次回を楽しみにして頂ければと思います。

◆今後の二十歳のつどいの予定◆

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