👘 振袖デビューを完璧に！必要な物リスト完全ガイド（お嬢様とご家族様へ）
こんにちは！ 香川県高松市松縄町にありますきものサロン桂です。いよいよ振袖選び、胸が躍る特別な時間ですね。
成人式やご卒業、ご結納など、人生の晴れ舞台で振袖を美しく着こなすためには、「振袖」本体だけでなく、たくさんの小物が必要になります。
このブログでは、「振袖をレンタルや購入する時、何を揃えればいいの？」という疑問にお答えできるよう、振袖を着用するのに必要な物一式を、用途や役割ごとに詳しくご紹介します。このリストさえあれば、安心して当日を迎えられますよ！
🌸 必要な物一式を6つのカテゴリに分けてご紹介
振袖の着付けに必要な物は、その役割から大きく6つのカテゴリに分けられます。一つひとつが大切な役割を果たし、美しい着姿を作り上げます。
1. 【着物本体】主役となるアイテム
まずは、美しさの中心となるメインのアイテムです。
| アイテム名 | 用途・ポイント |
| 振袖 (ふりそで) | 着物の種類の一つ。未婚女性の第一礼装です。袖の長さによって「大振袖」「中振袖」などがあります。 |
| 袋帯 (ふくろおび) | 振袖には格式の高い袋帯を合わせます。豪華な変わり結びをするため、ハリと長さのあるものが選ばれます。 |
| 帯締め (おびじめ) | 帯の中央に締め、帯が緩むのを防ぎます。飾り付きのものが多く、華やかな印象をプラスします。 |
| 帯揚げ (おびあげ) | 帯枕を包み、帯の上部に沿わせる布。色や柄を振袖や重ね襟とコーディネートして、胸元を華やかに彩ります。 |
| 重ね襟 (かさねえり) / 伊達襟 (だてえり) | 長襦袢と振袖の襟の間に重ねて入れ、襟元を二枚重ねに見せるための装飾品。着姿に奥行きと華やかさをもたらします。 |
2. 【肌着と補正具】美しさと快適さの土台
振袖を美しく着るためには、まず肌着で肌を守り、補正具で体型を着物向きの寸胴（ずんどう）にする準備が必要です。和装の着付けは、体の凹凸をなくすことで、着物がシワなく、身体に沿うようにするのが基本です。
| アイテム名 | 用途・ポイント |
| 肌襦袢 (はだじゅばん) | 汗を吸い、着物が肌に直接触れるのを防ぎます。着物専用のものが快適です。 |
| 裾除け (すそよけ) | 下半身の汗や摩擦を防ぎ、裾さばきを良くします。肌襦袢と一体になった「和装スリップ」や「肌着セット」もあります。 |
| 補正タオル・補正パッド | ウエスト、バスト、ヒップなどの凹みを埋め、寸胴体型に近づけるために使います。タオルを何枚か使用するのが一般的です。 |
| 和装ブラジャー | バストの形を平らにならし、着物の胸元をすっきりさせる専用のブラジャーです。 |
3. 【長襦袢と小物】着付けの基本アイテム
長襦袢は振袖の下に着る着物で、汗や汚れから振袖を守り、また、裾から覗く長襦袢の色や半襟がコーディネートの一部になります。
| アイテム名 | 用途・ポイント |
| 長襦袢 (ながじゅばん) | 振袖の下に着るもの。振袖の袖丈・裄丈に合わせて仕立てられたものが必要です。 |
| 半襟 (はんえり) | 長襦袢の襟に縫い付けて使用します。ファンデーションなどの汚れ防止と装飾を兼ねています。白地のもの、または刺繍や柄の入った華やかなものを選びます。 |
| 襟芯 (えりしん) | 半襟の内側に入れ、襟のラインを美しく、シャープに見せるための芯です。 |
4. 【着付け小物】着崩れを防ぐための必須アイテム
これらの小物が、振袖を身体にしっかり固定し、着崩れを防ぐ重要な役割を果たします。
| アイテム名 | 用途・ポイント |
| 腰紐 (こしひも) | 振袖や長襦袢を仮留めしたり、着付けの土台を固定したりするのに最も多く使います。 |
| 伊達締め (だてじめ) | 長襦袢と着物の襟元を固定し、着崩れを防ぎます。着物の上から締め、腰紐の上から重ねて使います。 |
| コーリンベルト | 襟元の左右をクリップで留め、V字の開きを保つためのゴムベルト。着崩れ防止に非常に役立ちます。 |
| 着物クリップ | 着付けの際に生地を一時的に仮留めするために使用します。特に袖の長い振袖の着付けに便利です。 |
5. 【帯と関連小物】帯を美しく結ぶためのアイテム
豪華な振袖の帯結び（飾り結び）は、これらの小物があって初めて完成します。
| アイテム名 | 用途・ポイント |
| 帯枕 (おびまくら) | 帯結びの形を整え、帯山を作るための土台です。振袖には少し大きめのものを使うことがあります。 |
| 帯板 (おびいた) (前板・後板) | 帯の胴回りのシワを防ぎ、張りを持たせる板です。特に帯結びの下に敷く「後板」は、美しい帯姿には欠かせません。 |
| 三重仮紐 (さんじゅうかりひも) | 複雑な飾り結び（帯結び）をする際に、帯を固定し、ひだを作るための特殊なゴム紐です。振袖の着付けには必須です。 |
6. 【足元と装飾】仕上げを飾るアイテム
最後に、外出に必要な足元と、華やかさを増す装飾品です。
| アイテム名 | 用途・ポイント |
| 草履 (ぞうり) | 着物用の履物です。振袖には、ヒールが高めで華やかな刺繍や柄が入ったものがよく合います。 |
| バッグ (和装用) | 草履とセットになっていることが多いです。小さめのものが一般的ですが、貴重品が入るサイズを選びましょう。 |
| 足袋 (たび) | 足元を清潔に保ち、草履を履くための必須アイテムです。普段の靴のサイズに合わせて選びます。 |
| ショール (ファーなど) | 成人式など冬の屋外での防寒と装飾を兼ねます。白いフワフワのファーなどが定番です。 |
| 髪飾り | 振袖姿の華やかさを決定づける重要なアイテムです。生花や造花、つまみ細工など、振袖の色柄に合わせて選びましょう。 |
💡 振袖選びの豆知識と確認事項
✅ レンタルか？購入か？
- レンタルプランの場合：ほとんどの品が「フルセット」に含まれています。ただし、肌着や足袋、補正用タオルなどは「お客様ご自身でご用意ください」とされることが多いため、プラン内容を必ず確認しましょう。
- 購入の場合：上記すべての小物を揃える必要があります。専門店の方と相談しながら、一つひとつ着物に合わせて選ぶ楽しみがありますね。
✅ 補正用タオルの準備は忘れずに！
上記リストにもありますが、着付けのプロは体型補正にフェイスタオルを数枚使います。
✅ 着付け小物チェックリストの活用を
当日は慌てないよう、事前に上記のカテゴリ別にすべての品を揃え、チェックリストを作って確認されることをおすすめします。特に着付けに必要な小物は、一点でも欠けると着付けができないものもあります。
このリストが、お嬢様の素晴らしい晴れの日を迎えるための助けとなれば幸いです。
素敵な振袖との出会いがありますように！✨
◆今後の成人式の予定◆
平成１７年４月２日～平成１８年４月１日生まれの方 ⇒ 令和８年１月成人式
平成１８年４月２日～平成１９年４月１日生まれの方 ⇒ 令和９年１月成人式
平成１９年４月２日～平成２０年４月１日生まれの方 ⇒ 令和１０年１月成人式
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