
振袖の費用、完全解説!レンタル?購入?ママ振袖?成人式までに必要な金額をまるっと公開!~きものサロン桂丸亀店~
成人式の振袖選び、ワクワクする一方で「結局、いくらかかるんだろう?」「レンタルと購入、どっちがお得なの?」といった費用に関する疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。振袖は一生に一度の晴れ舞台にふさわしい、特別なお買い物(またはレンタル)です。後悔しない振袖選びのために、ここでは振袖にかかる費用の全てを、初心者の方にも分かりやすく徹底解説していきます。
目次
- 振袖の「レンタル」と「購入」、それぞれの費用の相場とメリット・デメリット
- 「ママ振袖」を選ぶ場合の費用相場と注意点
- 成約後に発生する追加費用:見落としがちな内訳とは?
- 成人式当日までにトータルでいくら必要?費用の全体像
- きものサロン桂の費用に関する考え方:お客様にとって最善の選択を
1. 振袖の「レンタル」と「購入」、それぞれの費用の相場とメリット・デメリット

振袖を選ぶ際、最も大きな決断となるのが「レンタル」か「購入」かという点です。どちらにも一長一短があり、それぞれの費用相場を知り、ご自身のライフスタイルや価値観に合った選択をすることが大切です。
振袖のレンタルと購入は、費用だけでなく、その後の保管や利用頻度によってメリット・デメリットが大きく異なります。まずは、それぞれの一般的な費用相場と、どんな方にどちらが向いているのかを見ていきましょう。
1-1. レンタルプランの費用相場と特徴
振袖レンタルの費用相場は、一般的に15万円~30万円程度が最も多く、特に人気のプランは20万円前後です。
振袖レンタルの最大の魅力は、なんといっても費用を抑えられることと、保管や手入れの心配がいらない点です。一度きりの成人式のために、高額な振袖を購入することに抵抗がある方や、ご自宅に保管スペースがない方にとっては非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
- 一般的な相場: 15万円~30万円
- お手頃価格なレンタル: 10万円前後(年数の経っている振袖になるが敢えてオシャレに着るのもオススメ!)
- オーダーレンタル: 25万前後~購入プラン同様、新品未仕立ての振袖をレンタルできます!サイズを気にせず色柄重視で決められる所がメリット!
レンタルプランで含まれる物は以下の通りです。
- 振袖本体
- 袋帯(振袖に合わせる豪華な帯)
- 長襦袢(振袖の下に着るもの)
- 帯締め・帯揚げ・重ね衿(衿元や帯周りの小物)
- ショール(白)
- 草履・バッグ
更に15万円以上のご成約で
- 肌襦袢・裾除け(着物の下に着る肌着)
- 足袋
- その他着付け小物(腰紐、伊達締め、帯板、帯枕、コーリンベルトなど)
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レンタルのメリット:
- 費用を抑えられる: 購入に比べて費用が大幅に抑えられます。
- 保管・手入れの心配不要: 着用後は返却するだけなので、クリーニングや長期保管の手間が一切かかりません。
- トレンドを楽しめる: 常に最新のトレンドや人気の色柄の振袖を選ぶことができます。
- 様々なデザインを試せる: 毎回違うデザインの振袖を着用できるため、次の機会があれば気分を変えられます。
レンタルのデメリット:
- 所有できない: 当然ながら、振袖は自分のものにはなりません。
- 着用回数が限られる: 一般的に成人式当日と前撮りのみの利用で、卒業式など他の機会に着る場合は別途費用がかかるか、再レンタルになります。
- 希望の振袖が埋まる可能性: 人気の振袖は早くから予約が埋まってしまい、選べる選択肢が減ることがあります。
- 購入プランに比べサイズの変更対応が限られる: 体型に完璧に合わせられない場合があります。
こんな方におすすめ:
- 成人式以外で振袖を着る予定がない方
- 保管場所やお手入れの手間を省きたい方
- 最新のトレンドを取り入れたい方
- 費用を抑えたい方
1-2. 購入プランの費用相場と特徴
振袖の購入費用は、一般的に40万円~50万円程度が相場ですが、生地や染め、刺繍の有無、作家物などによって20幅広い価格帯になっております。購入の最大の魅力は、振袖がご自身のものとなり、何度でも着用できることにあります。
振袖の購入は、一見すると高額に感じられるかもしれません。しかし、お子様の結婚式やご親族の結婚式、卒業式など、成人式以降も振袖を着用する機会がある場合や、将来お子様やお孫様に受け継ぎたいと考えている場合には、長期的に見るとお得になる可能性も秘めています。
費用相場と内訳: 購入プランの価格は、振袖本体の質によって大きく異なります。
- 一般的な相場: 40万円~50万円
- 手軽な価格帯: 35万円~40万円
- 上質品: 70万円~120万円以上(総絞り、手描き友禅、有名作家物など)
購入の場合、基本的には振袖本体の価格と、それに合わせた小物一式の価格が加算されます。多くの場合、購入プランにも以下のものがセットになっていることが多いです。
- 振袖本体(お仕立て付き)
- 袋帯
- 長襦袢(正絹またはポリエステル)
- 帯締め・帯揚げ・重ね衿
- 草履・バッグ
- ショール(白)
- 肌襦袢・裾除け、足袋、その他着付け小物一式
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購入のメリット:
- 振袖が自分のものになる: 何度でも自由に着用できます。
- 体型にぴったり合わせられる: フルオーダーで仕立てるため、寸法の心配がありません。
- 将来受け継げる: お子様やお孫様など、代々受け継ぐことができます。
- コーディネートの自由度が高い: 帯や小物を変えることで、様々な雰囲気を楽しめます。
- 高品質な素材が多い: 正絹など、上質な素材の振袖を選ぶことができます。
購入のデメリット:
- 初期費用が高額: レンタルに比べて費用がかかります。
- 保管・手入れが必要: 着用後はクリーニングや適切な方法での保管が必要になります。
- 流行に左右される可能性: 流行のデザインを選んだ場合、時間が経つと古く感じることもあります。
- 別の機会に着る可能性が低い場合、割高になる: 成人式以外に着用機会がなければ、費用対効果は低くなります。
こんな方におすすめ:
- 成人式以外にも、結婚式のお呼ばれや卒業式など、振袖を着る機会が複数ある方
- 将来、ご自身の振袖をお子様やお孫様に受け継ぎたいと考えている方
- 体型に合わせてぴったり仕立てたい方
- 上質な素材やこだわりのデザインを選びたい方
2. 「ママ振袖」を選ぶ場合の費用相場と注意点

「ママ振袖(母や祖母から譲り受けた振袖)」を着用する場合の費用は、振袖の状態や必要となる小物によって大きく変動しますが、一般的には5万円~20万円程度が相場です。費用を抑えられる可能性がある一方で、お手入れや小物合わせに費用がかかる場合があります。
最近、「ママ振袖」を選ぶお嬢様が非常に増えています。お母様やおばあ様が大切にされていた振袖を受け継ぐことは、世代を超えた絆を感じられる素敵な選択です。費用面でもメリットがある一方で、いくつか確認しておくべき点があります。
費用相場と内訳: ママ振袖を着用する際にかかる費用は、主に以下の項目です。
- お手入れ・メンテナンス費用:
- 丸洗い(全体のクリーニング):1万円程度
- シミ抜き、汚れ落とし:数千円~数万円(シミの大きさや種類による)
- 寸法直し(裄丈・袖丈の調整など):直し方によって違います。気になる方はご相談を!
- 小物代: 3万円~10万円程度
- 振袖本体はあっても、帯締め、帯揚げ、重ね衿、草履バッグなどはデザインやコーディネートの色合いが変わっていますので新調する事で今風にアレンジできます。また草履に関しては綺麗に保管されていても劣化の可能性が高く傷んでいる場合がありますので、こちは先ず新調していただきたいです。
- 新しい足袋、肌着、和装小物などが必要な場合もあります。足袋や肌着は肌に直接触れているのでシミなどが出ていたり、サイズもあるので新調されるケースも多いです。和装小物も基本的にお持ちの物をお使いいただけるのですが、種類によっては留め具が朽ちていたり、ゴムが伸びていたり、劣化による買い替えが必要な場合も有ります。
- 前撮り写真費用: 5万円~15万円程度(撮影プランによる)
- 成人式当日の着付け・ヘアメイク費用: 2万円~3万円前後
合計で考えると、数万円~となりますが、金額は振袖の状態やコーディネートによって変わりますので、一概に大体いくらとご説明する事が難しいです。また、大きく雰囲気を変えて着たい場合には帯の買い替えもオススメですが、そうなると合計金額も20万円~30万円前後となり、購入プランとそれほど金額が変わらないのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。ですが「振袖って安くなったね」とよく店頭で声を掛けてくださる方がいるように、お母様が成人の頃にご準備くださった振袖が高価であった=上質な生地や伝統的な技法が施されている振袖であるという事です。その振袖を生かすという意味では、購入プランにしてもその金額では叶わないですよし、サイズや好みなどの都合もありますが、底をクリアしている方は、それほどの振袖を着ないという選択は勿体ないです。
ママ振袖のメリット:
- 費用を抑えられる可能性: 振袖本体の購入費用がかからないため、最も費用を抑えられる選択肢となる場合があります。
- 思い出を受け継げる: お母様やおばあ様の思い出が詰まった振袖を着られるのは、何物にも代えがたい経験です。
- 品質が良い場合が多い: 昔の振袖は、上質な正絹で丁寧に作られているものが多く、現代では希少な一点物に出会えることもあります。
- 個性が出せる: 他の人と被りにくい、個性的な着こなしができます。
ママ振袖のデメリット・注意点:
- 状態の確認が必要: 長期間保管されている振袖は、シミやカビ、変色、虫食いなどが発生している場合があります。必ず着用前に余裕を持っての点検が必要です。
- 寸法が合わない場合がある: 現代の平均身長や体型と異なる場合があり、裄丈(手の長さ)や身丈(全体の丈)の寸法直しが必要になることがあります。また、あまりにも身長や手の長さが違う場合はサイズ直しが出来ない場合も有ります。
- 小物が古い場合がある: 振袖本体は良くても、帯や帯締め、帯揚げ、草履バッグなどが時代遅れのデザインであったり、傷んでいたりする場合があります。小物だけを新調することで、全体の印象が大きく変わります。
- お手入れや加工に時間がかかる: シミ抜きや寸法直しには時間がかかるため、早めの準備が必須です。
こんな方におすすめ:
- お母様やおばあ様の振袖に思い入れがあり、ぜひ着用したい方
- 費用をできるだけ抑えたいが、振袖の品質にはこだわりたい方
- 人とは違う、個性的な着こなしをしたい方
- 早めに準備を始められる方(お手入れや寸法直しの期間を確保するため)
きものサロン桂では、ママ振袖のご相談も大歓迎です。振袖の状態を拝見し、必要なメンテナンスや、今風にアレンジするための小物選びなど、お客様のご希望に合わせて最適なプランをご提案させていただきます。「これって直せるの?」「どんな小物と合わせたらいい?」など、どんな些細な疑問でもお気軽にご相談ください。
3. 成約後に発生する追加費用:見落としがちな内訳とは?

振袖のレンタルや購入、ママ振袖プランを選んだ後も、成人式当日までに発生する可能性のある追加費用があります。それは、前撮り、成人式当日のヘアメイク着付け代金、着用後のアフターメンテナンス(レンタルプランの方除く)です。
3-1. 前撮り撮影にかかる費用
前撮りで掛かる費用は5万円前後~15万円前後が相場となります。
価格は選ばれる写真プラン(大きさ、台紙、アルバム、データなど)によって変わります。前撮りに掛かる費用の項目は次の通りです。
- ヘアセット
- メイク
- 着付け
- 撮影技術料
- 写真代
です。当店では振袖レンタル15万円以上のご成約で着付けと撮影技術料が無料、お写真1ポーズプレゼントとなっております。また、振袖購入プラン25万円以上のご成約でヘアメイク着付け、撮影技術料が全て無料となりお写真3ポーズプレゼントとなっております。
3-2. 着付け・ヘアメイクにかかる費用
成人式当日の着付け・ヘアメイクは、ご予約される美容室さんによっても異なりますが、2万円~3万円前後は見ておくと良いです。
当店では、レンタルプラン15万円以上のご成約の方へ着付け代実質無料、購入プラン25万円以上ご成約の方へはヘアメイク着付け代実質無料という特典をご用意致しております。
これらは、振袖姿をより完璧にするための「こだわり」の部分です。ご自身の理想の姿をイメージしながら、予算と相談して追加するかどうかを決めましょう。
3-3. クリーニング・お手入れ費用
レンタル振袖の場合は原則不要ですが、購入振袖やママ振袖の場合は、着用後のクリーニングや定期的なお手入れに費用がかかります。丸洗いの場合で1万円程度、シミ抜きやトラブル対処には数万円かかることもあります。
振袖はデリケートな素材でできているため、着用後のお手入れが非常に重要です。
- 購入振袖: 成人式で着用した後、再び着用する予定がなくても、汚れや汗を放置するとシミやカビの原因になります。必ず当店へお持ちください。振袖にはご購入時にパールトーン加工というガード加工をしておりますのでアフターメンテナンスは安価で出来ます。(特別な汚れや酷い汚れはシミ抜きの対象となる事がございます。)
- ママ振袖: お母様やおばあ様から譲り受けた振袖は、着用前にシミ抜きや丸洗いなどのメンテナンスが必要になることがほとんどですが、着用後もケアが必要です。購入振袖同様、着用前にパールトーン加工をされていた方は安価でのアフターメンテナンスが可能です。(特別な汚れや酷い汚れはシミ抜きの対象となる事がございます。)
4. 成人式当日までにトータルでいくら必要?費用の全体像

成人式当日までに振袖にかかる総額は、選ぶプラン(レンタル・購入・ママ振袖)やオプションの追加によって大きく変動しますが、一般的にはレンタルで20万円~35万円、購入で40万円~60万円、ママ振袖で10万円~30万円程度が目安となります。
※あくまでも目安となります。実際には選ばれる振袖、写真プラン、などによって価格は変わってきますし、ご予算がある場合にはお伝えいただけましたら出来るだけご予算に近いご提案を致しますのでご安心ください。
5. きものサロン桂の費用に関する考え方:お客様にとって最善の選択を

私たちは、特定のプランを推奨するのではなく、お客様のライフスタイルやご希望に寄り添った最適なご提案をすることを大切にしています。
振袖選びは、金額の大小だけでなく、ご家族の思いや将来の展望など、様々な要素が絡み合う大切なイベントです。だからこそ、私たちは「ただ振袖を販売・レンタルする」だけでなく、お客様が心から納得し、最高の成人式を迎えられるようサポートすることを一番に考えています。
「レンタルがお得!」と一概に言うことはできませんし、「購入すれば絶対後悔しない!」とも断言できません。大切なのは、お客様ご自身がどのような振袖姿を望み、成人式後も振袖とどのように付き合っていきたいかということです。
例えば、
- 「成人式の一日だけ、とことんおしゃれを楽しみたい!」 という方には、最新トレンドの振袖が手軽に試せるレンタルが魅力かもしれません。
- 「将来、自分の子供や孫にも着せたい!」「自分だけの特別な一枚を大切にしたい」 とお考えの方には、上質な購入振袖が一生ものの宝物になるでしょう。
- 「母の振袖に思い出が詰まっているから、ぜひそれを着たい」「費用を賢く抑えつつ、自分らしさも出したい」 という方には、ママ振袖のリメイクが最適です。
きものサロン桂では、お客様とのコミュニケーションを大切にし、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを丁寧に説明いたします。具体的な費用の内訳はもちろん、アフターサービスの内容や、振袖を着た後のことまで、きめ細やかにご案内させていただきます。
私たちは、お客様が「きものサロン桂で相談してよかった!」と心から思っていただけるような、親身な接客とご提案を心がけています。無理に特定のプランを勧めることはありません。お客様の疑問や不安を解消し、納得のいく形で成人式の準備を進めていただくことが、私たちにとっての喜びです。
「まだ何も決まっていないけど、とりあえず話を聞いてみたい」「費用について詳しく知りたい」どんな些細なことでも構いません。きものサロン桂 丸亀店は、お客様が気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気で、いつでもご相談をお待ちしております。
一生に一度の成人式が、あなたにとって最高の思い出となるよう、私たちきものサロン桂が心を込めてお手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にご来店ください。

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振袖、呉服、全てのお手伝いをさせていただいております。
きものサロン桂 丸亀店
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