10月 11 2022

振袖のショールって？

皆様こんにちは、高松市松縄町にございますきものサロン桂の橋本です。

突然ですが、皆様振袖の小物ショールってご存知ですか？

何となくは分かるけど、現物はどんなものか見当がつかない方もいらっしゃるかと思います。
今回は振袖用のショールについて商品を紹介しながらご説明していきます。

そもそもショールって？

まずはショールが何かとういことですが、皆様成人式のお写真や映像で振袖姿の首元にフワフワしたマフラーのようなものを身につけている光景を目にしたことがあるかと思います。
あのフワフワした毛のようなアイテムがショールです。

一言でショールといっても、毛の色や素材などが様々です。

見た目に華やかさが増すショールですが、それ以外にもちゃんとした役割があります。

お振袖において、胴回りはたくさん着込んで温かいですが、首元はどうしても露出が増える為に風などが吹いたり、空気が冷えていると寒さを感じやすいです。
そこでショールを使うことによって首回りが保護され、寒さが軽減されます。

特に成人式は真冬に行われるので一段と寒さも感じやすい時期でもあります。

当日会場に到着してから、受付を済ませて中に入るまでは外で待機することも想定されるので、ショールをつけていかれる事をお勧めします。

防寒として使用されるショールですが、必ずしも着用していないといけないという訳ではありません。

お洋服で言うところのマフラーのようなものでありあくまで防寒対策の小物である為、屋外での使用が前提です。式典会場に入った時や、お部屋の中では外しておくのがマナーとなります。

あまり見た目に好みではないという方や別に必要ないという方は着用しなくても大丈夫です。

最初に少しご紹介しましたが、ショールといっても白いフワフワしたものだけではございません。

水鳥の毛が使われており、よく目にされることが多いと思われるのがこのタイプのショールです。

当店の振袖プランでも水鳥タイプのショールをおつけしており、ご購入(25万以上)ならプレゼント、レンタル(15万以上)なら無料貸し出しとなります。

狐の毛が使われており、柔らかく、艶のある美しい刺し毛が特徴です。毛足が長いのでより豪華な感じを演出でき、保温性と耐久性にも優れています。色も白だけでなく、白にうっすらグレーが混ざったような色味のものや黒に近いグレーなどがあります。

ベルベットタイプのショールもございます。色も白や黒、深みのある赤などがあり、コーディネイトによっては和モダンな雰囲気にもよく合います。

羽毛とは違い、表面に凸凹が見られる織物で肌触りの良いしなやかな風合いが特徴です。

シワになりにくく、丈夫な為古くから着物の生地などに使われてきました。

色も生成りや薄ピンクなど淡いものがあり、羽毛に比べてより和の印象が強く、古風に仕上がります。

振袖のショールについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
コーディネイトに合わせてショールもこだわってみるのも良いですね。
ママ振リメイクの方もお持ちのショールが汚れていないか、使える状態かを一度確認してみて下さい。
ご相談もお受けしておりますので、気軽にお問い合わせ下さい。

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