振袖の試着は必要なの?見に行く時の服装は?
こんにちわ。きものサロン桂の豊島です。本日は振袖を見に行く時の服装や、そもそも試着が必要なのかと思っている方もいるかも知れませんので、その必要性についてお伝えできればと思います。
振袖を試着した方が良い理由
洋服とは全く違うものなので、見ただけでは色や柄(柄の大きさ)が自分に合っているかどうかわかりにくい事。袖の長さ(縦方向の長さ)裄丈の長さ、身幅が合っているのかどうか。あと重要なのは、同じ振袖でも刺繍衿、重衿、帯、帯揚、帯締の小物類などのコーディネートも含まれて来るので、洋服とは大きく違い、頭の中で想像してコーディネートできるほど簡単なものではないからです。ネットのバーチャル試着もありますが、そもそもが実物ではないので質感や色味も含めてあまり参考にはならないというのが本音ではないでしょうか。
なりたいイメージに合うように
振袖は色や柄を見やすくするために、大きく広げて展示されている物が多いです。見た目で色や柄がパッと気に入った振袖でも、実際試着することでイメージと大幅にずれていたなんてことは振袖選びではよくあることなのです。付け加えるとするなら、以前、私のブロブでも紹介しましたが、「柄や文様の持つ意味」も含めて「自分のなりたイメージ」に合っているかどうかもしっかりチェックすることも、試着を勧める理由になります。
振袖見に行く時の服装は?
振袖を試着するときには、洋服の上から振袖用の衿を付けてその上から着装をします。なので首元がすっきりした洋服でのご来店をお願いしております。フードが付いている、タートルネック、ハイネックなど、首元の詰まっている洋服ではしっかりした試着ができず、顔色を明るく魅せるための刺繍衿、重衿のコーディネートにも支障が出てしまいますので要注意です。パンツ、スカートもゆったりしたシルエットは避け、スッキリしたものを選び、ご自身の体にあった寸法を選べるように凝ったデザインのものは避けることをお勧めします。これは、仕立て上がり時の採寸ミスが起こらないようにすることにもつながりますので重要ポイントになります。
ロングヘアのお嬢様はアップヘア
振袖を試着するときには、専用の衿を付け、その衿に試着する振袖をクリップで固定して着装します。ロングヘアの方は髪が邪魔になりますので注意が必要です。そんな時は「アリエルのヘアメイク体験」をお勧めします。館隣の写真館にて、簡単ではありますが、式当日の雰囲気に近いヘアメイクにて振袖の試着を楽しめます。お時間も20分程度なので時間的にも負担は少なく、雰囲気を近づけてしっかり振袖選びができますのでこちらもお勧めしております。ご希望のお嬢様はご予約の上、体験してみて下さい。
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