振袖の長襦袢・肌襦袢ってどう違う?
皆様こんにちは、高松市松縄町にございますきものサロン桂の橋本です。
梅雨の気配を感じる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
過ごしやすく天気も安定している今の季節に振袖の前写しをされるのもおススメです。
突然ですが皆様、振袖の
長襦袢(ながじゅばん)・肌襦袢(はだじゅばん)
というワードを聞いたことはございませんか?
この2つ、言葉の響きが似ているので同じものと思われがちですが、実は全く別物になります。
それぞれが振袖を着る上でなくてはならないアイテムになりますが、一体どこで使われているのか・・・
今回は長襦袢と肌襦袢の役割についてご紹介していきます。
長襦袢(ながじゅばん)
長襦袢(長地袢の表記もあり)とは、振袖の下に着用するアイテムです。
長襦袢があることで、振袖が汚れるのを防いだり、着崩れしないように着付たりできる役割があります。
ママ振の場合はサイズに注意!
ママ振プランを検討中の方で長襦袢に気をつけるポイントがサイズです。
お振袖と長襦袢の寸法が違うと、お着付した時に袖口から長襦袢が見えたり、袖からはみ出したりなんてことが発生します。
そんなトラブルを防ぐ為にも、事前にお店に持ち込んでサイズを確認してもらって下さい。
刺繍半衿で自分らしさをプラス
長襦袢の衿元についているものを半衿といいます。
半衿は通常白いものがついていますが、現在はプラス料金を払って刺繍や色柄の入ったもので好みや似合うものに変えるのが人気です。
半衿にはお顔と振袖のバランスを取る役目もあり、真っ白でも問題はありませんが、せっかくの晴れやかな日に纏う衣裳ですので、お好みの雰囲気の衿を入れて自分らしさを出してみるのはどうでしょうか。
お母様やお姉様の振袖をそのまま使われるご予定の方も、刺繍衿などの小物を変えるだけで雰囲気が変わるので是非ご検討下さい。
長襦袢も色を変えることができる
当店の購入プランやレンタルプランのセットには通常淡いピンクの長襦袢がついていますが、実はお好みの色に変更も可能です。
振袖の袖口や振からちらりとのぞく長襦袢の色もきものの美しさの一つ、セットの金額から差額は頂くようになりますが、他の人とは違う色で更に自分らしさを出してみるのはどうでしょうか。
肌襦袢(はだじゅばん)
肌襦袢は半襦袢とも言われており、長襦袢の更に下に着用する肌着のことを指します。
裾よけと言われる腰巻のような布とセットで使い、地肌と長襦袢の間で程よくなじみ着付が崩れるのを防ぐ役割があります。
また、肌触りのいいものが多く、肌襦袢が汗を吸収してくれることで長襦袢や振袖が汚れにくくする役割もあります。
ワンピースタイプもあり
お振袖のセットには肌襦袢と裾よけがついていますが、2つが一体になったワンピースタイプの商品もあります。
そちらも同じ役割なので、ママ振プランの方でお持ちの方はそちらでもお使い頂けます。
以上が長襦袢と肌襦袢になります。こうしてみると見た目も使い方も全然違いますよね。
また、お振袖選びの際はご参考にしていただければ幸いです。
ママ振・姉振プランの方もご不明な点等ございましたら些細な事でも気軽にお問い合わせ下さいませ。
皆様のご相談ご予約お待ちしております。
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