重ね衿って凄く重要なの知ってますか？
こんにちは。きものサロン桂の佐伯です。
高校生のみなさまは、総体シーズンに入りましたね。私も高校時代器械体操で参加しましたが、今でもとても良い思い出となっています。選手のみなさまも頑張って下さい。きっととてもよい思い出になると思います。
今回の私のブログは「重ね衿」についてです。
「重ね衿」ってなに？
「重ね衿」は振袖を着る時に、半衿と振袖の間にのぞかせる衿のことで、衿元が何枚も重ね着しているように見えるため「重ね衿」と呼ばれます。写真の振袖姿を見て下さい、「重ね衿」が入ることで衿元のアクセントがつき、雰囲気が出てますよね。このように振袖のトータルコーディネートとして「重ね衿」はとても重要なアイテムです。
重ね衿の種類
①金無地
一般的によく見られる重ね衿ではないでしょうか。どの半襟でも比較的合わせやすく、とても使いやすい重ね衿です。金無地でも地模様があったり、色の種類もたくさんあります。
②五重
名前の通り５枚重なっている重ね衿です。色々な色を襟元に重ねて出せることによりお顔映りの印象が変わってきます。印象を作りやすくとても使いやすい重ね衿です。
③ベロア
可愛いのに合わせやすい！新作で、1番人気の重ね衿です。
④刺繍
みんなと被りたくない！個性的にしたい！と思う方にオススメの重ね衿です。半衿を無地にし、少しだけ見える重ね衿に柄を見せるところがおしゃれのポイントです。
⑤レース
レースを振袖の上に出すパターンと少しだけレースを見せて振袖で被せるパターンがあります。どちらも可愛らしい雰囲気になりますがレースを振袖の上に出す方がより可愛い雰囲気に仕上がります。
重要なポイント
いかがでしたでしょうか？重ね衿は少ししか見えないため、なくてもいいのでは？と思う方がいらっしゃるとおもいます。ですが顔に近い所に色や柄をいれるので重ね衿次第で、一気に雰囲気が変わってきます。実際にお顔写りを見ながら決めることが重要になってきます。重ね衿について、色々と試してみてあなたに合った重ね衿に出会って頂ければと思います。
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